犬の脂漏症 皮膚が脂っぽい!ベタベタする場合の対処法

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[最終更新日]2023/01/18[公開日]2023/01/18

犬を飼っていると、さまざまな病気にかかることがあります。

その中でも多く体験するのが皮膚トラブルからなる病気。

皮膚トラブルは、愛犬が体を頻繁に引っかいたり、毛が抜けたり、皮膚が赤くなったりと、飼い主が見てもわかりやすい病気の1つです。

今回は、皮膚トラブルの1つである「脂漏症」についてお話します。

愛犬の皮膚が何となく脂っぽいな、べたべたしているなと思われる方は必見です。

犬の皮膚構造を理解しよう!

人も犬も皮膚におおわれています。犬の皮膚は3つの構造からできていて、外に近い方から表皮、真皮、皮下組織という順番で名前がついています。

この表皮の一番外側にある層は、フケとして外のごみと一緒に剥がれ落ちる役目を果たし、真皮には皮膚の張りを保つためのコラーゲン繊維が多く分泌しているために、体の輪郭や形状を保つことができます。

皮下組織は、神経や血管、結合組織が豊富に含まれていて、脂肪を合成したり蓄えたりします。

人間と犬とでは、皮膚にさまざまな違いがあります。

犬の皮膚は人間に比べて表皮が約1/5~1/6ほど薄いのが特徴です。

また、汗をかく腺のエクリン汗腺が肉球に集中していて、体表面はアポクリン汗腺という臭いの元となりうる分泌物が出る腺が多く存在します。
人間はアポクリン汗腺というと、脇や外耳道、まぶた、肛門周辺にしか存在しません。

毛包と呼ばれる毛の細胞が生まれる場所から人間は1本の毛しか生まれませんが、犬では複数の毛が生じます。

この皮膚は一見すると当たり前に感じてしまい、特に役割が無いように思われてしまいますが、大事な役割は主に8つも存在します。

1、外の環境から体を保護する
2、水分・電解質などの喪失を防ぐ
3、体温を調節する
4、汗腺や皮脂腺からの分泌を行う
5、知覚神経からの触覚
6、痛い、かゆいなどの感覚器官
7、毛やつめなどの産生器官
8、ビタミンDなどの産生器官

もし皮膚トラブルを起こしてしまうと、この大切な役割がうまく機能しなくなってしまいます。

犬の脂漏症ってどんな症状?

犬の皮膚トラブルの1つ、脂漏症とは2種類あり、皮膚がカサカサになって脱毛が起きる乾性脂漏症と、犬の皮膚がベタベタして脂っぽくなり、発疹や毛が抜け、臭い臭いを放つ油性脂漏症があります。

油性脂漏症では、皮脂が大量に分泌されるために激しいかゆみを伴ったり、フケが大量に発生したりするので飼い主側としてもとても困る皮膚トラブルです。

油性脂漏症がひどくなると、脂漏性皮膚炎をおこし、耳や唇、胸、肘、陰部などをかゆがるようになります。

脂漏症の主な原因としてあげられるのが「マラセチア」という酵母菌です。

酵母とは、パンに使用される酵母菌と同じ仲間で、真核生物で単細胞性のものの総称です。

マラセチアは、犬の体表面に常に存在している常在菌の1つです。

このマラセチアが何らかの原因で犬の皮膚で大繁殖を起こしてしまうと、脂漏症につながります。

犬の脂漏症の原因

犬の皮膚が脂っぽくベタベタになる脂漏症になる原因としてあげられるのが以下の4つです。

1、ホルモン異常

性ホルモンの過剰な分泌によって脂漏症になる場合があります。

主に、オス犬のセルトリ細胞にできるセルトリ細胞腫や、精巣腫瘍の1つの症状としてあげられます。

2、偏食

犬が偏った食事を行う事で、皮膚形成に必要なビタミンやミネラルの不足を招き、皮膚の免疫機能が下がった結果として膿皮症が現れる場合があります。

ドッグフードを与えるのが理想的ですが、粗悪なドッグフードでは消化吸収に時間がかかり必要な栄養素が十分に取れない子もいますので、ある程度の知識をもってドッグフードを選んであげて下さい。

ドッグフードを手に取って握ってみた場合、手にベトベトとした油が残る場合はドッグフードに油脂が大量に使用されている証拠です。

油脂は酸化しやすいために、酸化防止剤も大量に含まれているでしょうし、ドッグフードは油脂を添加することによって粗悪な材料でも簡単に摂取カロリーを上げる事ができます。

粗悪な脂質を多く含むドッグフードは、皮膚の健康に悪影響を及ぼしますよ。

3、ブドウ球菌

ブドウ球菌は健康な犬でも高確率で検出される常在菌の1つです。

ブドウ球菌が異常に繁殖したり反対に減少したりすると、マラセチアが異常に増殖するといったデータがあるように、ブドウ球菌とマラセチアは共生関係にあります。

脂漏症になっている場合は、ブドウ球菌が通常の状態よりもバランスが崩れている証拠です。

4、アレルギー

皮膚アレルギーを持つ犬では、健康的な犬に比べて脂漏症にかかるリスクが高いとされています。

皮膚アレルギーが直接の原因になることは少ないのですが、皮膚アレルギーにかかっていると皮膚の免疫力が下がってしまい、結果としてマラセチア菌が繁殖して脂漏症になる原因となります。

この4つに見えるような原因で脂漏症が発生してしまいます。

健康な犬の皮膚では3週間程度で表皮層が硬くなって剥がれ落ち、新しい皮膚に生まれ変わるといったターンオーバーを行いますが、脂漏症にかかっている犬ではこのターンオーバーのサイクルが3~7日と非常に短くなっているのが特徴です。

この環境こそマラセチアが繁殖しやすい原因となるのです。

犬の脂漏症の対処法

犬の脂漏症の治療には、動物病院に行って犬になぜ脂漏症が起きているのかという原因を突き止める事が第一です。
しかし、既に脂漏症になってしまった犬への治療として一番多く上げられるのはシャンプーです。

シャンプーの中には、脂漏症の原因となっている「マラセチア菌」を殺菌する効果があるものが販売されています。

犬の皮膚表面に異常繁殖してしまったマラセチア菌を退治することができれば、動物病院で処方された薬と併用しながらシャンプーをして犬の本来の健康な皮膚を取り戻すことができますよ。


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